ぬりえ(見本と同じ色をぬる)

見本を見ながら同じ色でぬる活動です。色や形をよく観察し、見たものを真似する力(模倣の力)を養うことができるほか、手先を使って丁寧にぬることで、巧緻性(手先の器用さ)を高めることにもつながります。また、「これは何色かな?」「どこをぬったらいいかな?」といった声かけを通して、子どもが自分で考えるきっかけを作ることができ、注意深く見る力や集中力を育てることにもつながります。さらに、見本と照らし合わせながら「赤」「青」「まんなか」などと色や場所の言葉を使うことで、色の名前や位置の理解を深め、ことばの理解力や表現力の向上にも働きかけることができます。楽しく取り組みながら、基本的な認識力や表現力、手先の発達など、さまざまな力をバランスよく育てることができる教材となります。

見本通りに色を塗る活動となりますが、お子様の様子や状態、取り組みの目的に合わせて柔軟に取り組んでいただけたらとおもいます。

見本白紙

こちらは、上記のプリントの見本部分を白紙にしたバージョンです。見本に使う色を自由に選べるため、大人が見本を塗りながらお子様と一緒に取り組むことができます。色の選び方やぬり方を話し合いながら進めることで、親子で楽しくコミュニケーションをとる時間にもなります。

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